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300+1 2007/9/10
300人 対 100万人。
どう考えても無謀すぎるこの『テルモピュライの戦い』はヘロドトスの歴史書に記されている。
以来2500年に渡り語られてきた伝説の映画化だ。
設定からしてとにかくヤバイ。一人でヤクザに喧嘩を売りに行くような人間が300人もいる訳だから、
その手の武勇伝が好きな人は胸が熱くならないわけがない。
ギリシャの都市スパルタのレオニダス王のもとにペルシア帝国は服従させるべく遣いを出す、がレオニダスはこれを拒否。これによりペルシアの大軍勢100万を、手勢わずか300で迎え撃つことになる。
冒頭のこのシーンで一気に引き込まれ気分はもうスパルタ兵。
そして何より気持ちがいいのが戦闘シーンだ。
たかだか300人の兵士が100万もの軍を相手にどう戦う?
当然の疑問の答えは、鉄の結束と完璧なチームワークそして「退く事は死であり、屈する事は死である」というスパルタの美学だ。
そしてその演出も画期的なものであった。
従来の映画の戦争シーンといえば圧倒的な人数で迫力を演出する客観的なシークエンスが主流だったが私はこの演出を快くは思っていなかった。
画面狭しと動き回る兵士たちがあまりにも多すぎるからただゴチャゴチャしているだけであまり迫力を感じなかったからだ。戦争モノの白兵戦はつまらないものという認識でいた。
このザック・スナイダーという監督はそこを分っているようで白兵戦の面白さを×300という方法で完璧に表現して魅せた。
この斬新なアイディアはこれからの白兵戦の主流になるだろうと予感させるだけの説得力のあるものだった。
敵の兵士がありえないデカさだったり、モンスターみたいな象が出てきたりと史実を元にした割には妙にファンタジックだったりするがそれは映画はエンターテインメントという前提があるからで、この映画の魅力はCG、スタント無しの人間の肢体の美しさ、死を覚悟した上で嬉々として立ち向かう兵士達の境地ともいえる精神力が生み出す生の美しさにある。
117分という短い時間ではあるが強い漢に憧れた事のある人間だったら確実に戦場で戦うことが出来るそういう映画だ。
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好きな人には好きかも 2007/8/10
・・・何となく胡散臭くて・・・他の方も指摘するようにやたらと「自由」を連呼するところがアメリカ製の映画であることを如実に物語っていて、またいかにもギリシャの民主国家(実は市民人口の数倍の奴隷によって成り立っていた)が善で東方の専制国家(ブルボン朝とか、ヨーロッパもその後は絶対王政)は悪という構図が強調されすぎていて・・・
アケメネス朝ペルシャも乱暴な国だったのかもしれないけど、ユダヤ人をバビロン捕囚から解放したり、征服した異民族の習慣を認めたりとまぁ当時としては良いんじゃない?とも思える
まぁ、こんな事は映画の評価とは関係ないことですが、私はどうも気になりまして・・・全然本質的でないレビューになってしまいました スイマセン
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日本人も見習うべきギリシア精神。 2007/8/6
「スパルタをなめるな!」と啖呵をきって、ペルシャ軍に躍り掛かるスパルタの勇士たち。
勇猛果敢なスパルタ兵たちが100万のペルシャ軍相手に闘う場面も壮絶ながら、なによりも彼らが身命を賭してスパルタ、ギリシア文明を異国の支配から護ろうとする場面が今時の薄っぺらなハリウッド映画とは一線を画す内容だったと思います。
どんな好条件を出されても、にべも無く跳ね返すスパルタ王。満身創痍になりながらも、闘い続けるスパルタの勇士たち。彼らにとっては祖国こそ全て。愛する祖国、文明のために血を流し、死んでいく人間の姿は戦争を極端に忌避するようになってしまった我々、日本人にとってどのように映るでしょうか?
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今年のワースト映画 2007/8/9
・・
まだ8月ですけど、個人的には本作が今年のワースト映画です。
CGだらけ。何が言いたいんですか・
これが武士道・ 侍に失礼です。
流血シーンが苦手な方はもちろん、そうでない方も鑑賞する価値はありません。
ペルシャ王を演じたロドリゴ・サントロの色香は特筆すべきものがありますが。
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映画の内容は最高 2007/9/28
もう映画の内容は最高です
とにかくかっこいいです!!
ですがSELL専用のDVDの冒頭に別の映画の予告編や
CMを入れるのはやめてもらいたいです
特典DISCならまだギリ許せたのですが
本編DISCに入れないで欲しいです
これから300を見るのに変なアニメとか見たくないです。
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何度も観たくなる 2007/8/5
映像がとても美しい!シーン一つ一つが、そのまま絵画になりそうです。
戦闘シーンでは、群集というより、個の動きをクイック&スローで見せ、
舞踏を見ているよう。監督の一貫したキレのあるセンスがすばらしい。
音楽もメリハリがきっちりしており、理屈でうんぬんでなく、楽しんで
観られる人は、何度でも「体験」したくなる作品だと思います。
また、役者さんが舞台経験者の方たちばかりなので、キャラクターが
それぞれ際立っていました。
個人的に、好きな映画というのは他にもたくさんありますが、
「何度も観る」のは、このDVDが一番になると思います。
特典映像がついて、この価格は本当にお買い得!
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スパルタ最強の王レオニダス 2007/8/6
・・
ギリシャ軍とペルシャ軍の戦い、所謂ペルシャ戦争の中でも屈指の戦いであるが、後のマケドニア王であったアレクサンドロス大王の東方遠征(ペルシャ征伐)の動機に大きな影響を与えていたことは言うまでもない。
2004年リリースされた同ワーナブラザース社古代歴史大作『トロイ』『アレキサンダー』に続くという見方が一番繋がりがありわかり易い。 また、映像もどこか『シン・シティー』に近いような気がする。
ギリシャでは『テルモピュライの戦い』は誇りある歴史であり、特にスパルタ地方に住んでいる人々にとってはレオニダスは正に英雄であるのでこの作品は賞賛されるが、ペルシア(イラン)にっとては、絶対に観たくない作品となった。特に、クセルクセスの人格やあまりにも化け物風に描かれたペルシア軍は少し行き過ぎ感があり、残念である。
なんとなく、ラストシーンに閉塞感が漂い、かなり中途半端な結末であったが、誰もが、その後の戦局の行方は?と感じたのではないか、言いかえれば、パート2を作れるようなところで終わっている。
このDVDを観る前に、ヘロドトス著『歴史』(岩波文庫)を一読するとより理解が深まり、面白みも出てくる。
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THE SPARTAN WARRIOR 2007/8/11
言わずと知れたフランク・ミラーのグラフィック・ノベルが原作の映画です。
紀元前480年、スパルタの王レオニダスはペルシャ王クセルクセスの侵略を受けます。
“戦えない子供は谷底に捨てられ、成人の儀式では飢えた猛獣にひとりで立ち向かわなくてはならず、
生き残ったものだけが一人前の戦士として認められる。”
そんな厳格なルールによって育てられた男たちには 退却や降伏の文字はありません。
レオニダスのもとに集まった300人の精鋭のスパルタ兵はペルシャの大軍を前に、
ひるむどころか笑って、想像を絶する戦いに挑んでゆきます。
Rー15指定です。かなり激しいバイオレンスシーンが続きますが,
映像処理されているので、色調が抑えられ、そんなに生々しくはありません。
バトルシーンは美しくさえあり、スローモーションはバレエの振り付けのようでもあります。
でもリアルです。
また、バトルシーンだけに留まらず、しかっりした心理描写もあり、
レオニダスの葛藤や王妃ゴルゴの苦しみも表現されています。
映画の終盤レオニダスが空を見上げ“わが王妃、わが妻、わが愛”とつぶやくシーンは、
戦士ではない一人の男レオニダスを垣間見せる瞬間で感動しました。
このシーンが気に入らない、甘ったるいという人もいるようですが、
原作通りだとしたら、フランク・ミラーさんはなかなかのロマンティストだと思いました。
とは言うものの、テストステロン系、アドレナリン全開の映画です。
ギリシャのために己を捨てる義侠心あふれるストーリーは、2500年もの間男性の心を
鷲づかみにしてきたことを改めて教えてくれるでしょう。
ジェラルド・バトラー見たさに劇場へ行ったのですが、それすら忘れて見入ってしまいました。
それにしてもジェラルドはコスチュームものが似合います。
物理的にはほとんど裸ですが...。
美しく鍛え上げられた肉体が織り成す殺陣を見るだけでもジェラルドファンには
こたえられないかも知れませんね。
お勧めします。
9
レビューも無意味。 2007/10/14
・・
「マトリックス」を超える云々という宣伝文句につられて観に行ったが,映像・ストーリー・斬新さ,どれをとってもマトリックスと比べて論ずるレベルではなかった。黄土色のCG映像が延々と続くだけである。
宣伝する側の立場も分かるが,作品のレベルに合ったキャッチフレーズにしないと,期待して観に行ったファンからの反感を買うことにつながりかねないと思う。
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フランクミラーもびっくり。 2007/8/4
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シンシテイをはるかにしのぐ完成度と面白さでコミックの映画化に革命を起こしました。はっきりいってグラデイエーターのような感動はありません。この映画のすばらしいところは本能的な興奮にあるのでしょう。ジェラルドバトラーがブレイクスルーした映画としても忘れることができないでしょう。ヘビーメタルのリズムでスパルタを描く。最高です。1点の曇りもないです。目的意識のはっきりした監督はやはりすばらしいです。スナイダー監督の次回作は映像化不可能といわれたアランムーアの伝説のコミック、ウオッチメン。楽しみすぎです。