岩井恭平の人気ライト・ノヴェルを原作に“虫憑き”と呼ばれる特殊能力を持った少年少女たちが繰り広げるアクション・ファンタジーTVアニメーション・シリーズのDVD第3弾。第5話「巡リ会ウ夢」“レイディー・バード”こと利菜(生天目仁美)の家にしばし居候することになった詩歌(花澤香菜)は、互いに心を通わせていく。一方、“かっこう”こと大助(浅沼晋太郎)は、4年前の詩歌との出逢いを思い出していた……。第6話「狙ワレタ夢」虫憑きの謎を追っているクラスメイトのあさみ(志村由美)に、魔の手が迫る中、詩歌は利菜に頼んで学校へ赴き、仲間との友情を深めていく……。詩歌と利菜の関係性の深まり、そして大助との奇妙な三角関係の芽生えを描く巻。前巻のようなバトルなど派手な要素はないものの、次なる不穏な予感を着実に忍ばせつつ、次回へ。(増當竜也)
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この作品の伝えたいことをよく考えてください 2007/8/5
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アメリカ、メキシコ、日本、モロッコと言っているが、アメリカとメキシコはドラマに連続性があるので、実際には3地域で起こっている異なった悲劇を描いている。それぞれが子供(未成年)に関わりがあり、大人の無責任さが浮き彫りにされている。メキシコ人監督ということで、メキシコ人のアメリカ不法入国問題を大きく取り上げているのはいささかやり過ぎなところもあるが、その意味はアメリカに対して、不法移民者達の手厚い保護を訴えているからだ。
それよりも、日本の若者たちの生活が良く撮られられているところはすばらしかった。
結果的には、これらの異なった地域で起こった問題には共通性があり、それは銃器なのです。銃器の扱い方によって、多くの人々が悲劇を味わうことになる。
良い映画でしたよ。
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伝わらない… 2007/11/5
映画館で拝見した時から思っていたが、この作品は色んな人に色んな事を
考えさせるであろうと…やはり賛否両論だね。
学など大してない俺が下手にこの作品を語る事は出来ないけど、俺は観終わった時
“いい映画を観た”
色々ある言葉の中から単純に、そして最も先にこの言葉が出てきた。
こんなにも何時も傍にいるのに何一つ伝わらない、理解し得ない…
そんなネガティブな切なさや悲しさが痛いぐらいに伝わってきた。
それでも人々は少しづつ前に進んで行くのだと、悲しいが絶望は無い。
この映画はそれを明白に、或いは白日の元に曝し観る者に伝えている。
そんな風に想えた…
万人受けするタイプの映画ではないだろうけど、素晴らしい作品だから
一度観てみてと、おすすめしたい…
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映画はエンターテイメントか・ 2007/8/2
映画をエンターテイメントとして考えるかどうかは、人によると思います。
少なくとも、映画や文学などは「芸術」の領域に位置づけられるのではないかと思います。
鑑賞後、鮮やかにストレートに自分に入り込んでくるような作品もありますが、
一方で、この作品のように、鑑賞直後よく分からないけれども、反芻していくうちに、
面白みが分かってくるような、そんな作品もあります。
文学でもそうですが、読んで「泣ける」作品もあり、
読んだ後、何度も読み返したりして、作品の意味を改めて考えるような作品もあります。
それは、「どちらが良い」ではなく、「どちらも良い」なのではないでしょうか。
この映画は、考えれば考えるほど、いろんなことが思い浮かびますし、
メッセージがストレートでない分、
一緒に鑑賞した友人と話をすると、話がふくらみ、楽しめました。
こういう映画の楽しみ方もあるのだと気づかされました。
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時間の使い方が絶妙でハラハラしながら展開する 2007/9/26
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助演の菊池凛子が、ナンシー梅木依頼49年ぶりとなるアカデミー賞助演女優賞候補に選ばれたことでも話題となった映画です。
映画タイトルは旧約聖書にある町の名前。神が天まで届く高い塔を建てようとしたことに対して怒り別々の言葉を与えたという物語「バベルの塔」がモチーフとなっている。
アメリカ、日本、モロッコの3つの国の全く関係のなかった人々が、モロッコ少年のピストルでの遊びから発して大きくつながってくるというものだ。3つの異なった言葉、文化の中で主要登場人物たちは必死で問題解決をしようとするが、良い解決策にならずジレンマに陥る。時間の使い方が絶妙でハラハラしながら展開を追うように作られている。大変満足できる作品でした。
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深いけど… 2007/11/3
正直、観ている途中で何度も寝そうになってしまいました。観ていてすごく疲れてしまったように思います。
確かに、住んでいる国や境遇の異なる登場人物達をうまく繋がらせていたとは思いますが…ストーリーは最初から最後まで暗く、後味も悪かったです。
深いとは思いましたが、もう一度観てみたいとは思えないので星2つです。
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ホンモノのバケモノを見せてやるっ 2007/8/23
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アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品。
昔、人間の言葉は一つだった。神に近付こうとした人間は、天まで届く高い塔を建てようとした。怒った神は言葉を乱し、世界をバラバラにした。やがてその街は、バベルと呼ばれるようになった――。
そして21世紀の現在、言葉の違う国や民族間はおろか、同じ言葉を使う、夫婦や親子の間でさえも、心が通じ合わなくなっている。
観る前は、どういう映画か、想像がつかなかった。または、想像したものと違っていた。
一発の銃弾が、日本、アメリカ、モロッコ、メキシコを繋ぐ……、ミステリー的要素があるのかな、とも思ったが、そういう部分はなかった。
全体に流れるトーンは、重く、暗く、悲しく、淋しい。
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦の妻(ケイト・ブランシェット)が、何者かに撃たれる。言葉の通じない異国の地で、思うように手当てができず、もどかしさを感じる夫(ブラッド・ピット)。その夫婦の間でも、心は通じ合っていなかった。
物と人の溢れる日本で、愛を求めてさまよう少女(菊地凛子)の孤独感、何もない砂漠に取り残されて、助けを求めてさまよう乳母(アドリアナ・バラッザ)の孤独感。想いはすれ違い、救いようのない事態へ雪崩れ込んで行く。
みんな言葉が足りなくて、心が通わなくて、孤独を感じて生きている。いや、死の危険に晒される。唯一日本だけが、生命の危機にまで至る気配がないのは、やはり銃が無く安全な社会ということか。件の銃が、元元は日本人(役所広司)の持ち物であったとしても。
でも、最後まで、救いがない訳ではない。静かな変化が、暖かさを感じさせる。
3カ所で進行する3つの物語は、メキシコ(アメリカ)でも、モロッコでも、日本でも、それぞれの場所で結末を迎える。それぞれの登場人物が交わることはない。
しかし最後には、言葉は違っても、人間って同じなんだなあ、と思わされる。異なる地域で迎える結末は、どれも同じ姿をしている。
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「アモーレス・ペロス」の方がすごいと思うけど本作も傑作 2007/9/13
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登場人物が、過去・未来・現在において、きっと絡みに絡んで、色んなところで繋がってくるのか?? と期待したが、意外なほどに絡まない。 そんなところに、不満が残るし、日本のシーンがインパクトはあるものの、とって付けたように感じたし、凛子ちゃんの演技自体はよかったけれど、彼女がどう見ても女子高生には見えない。 外国人からはそう見えるのか??
得意の手持ちカメラを多用した撮影法は、ドキュメンタリーのような臨場感で観客に迫り、登場人物の思いがダイレクトに伝わってくる。「渋谷のドラッグ=モロッコのアヘン」「医師との疎通不全」など、前のシーンの終わりと次のシーンの始まりが重なるのは、音楽で言うと同じ音をつなげる感覚で、監督がもとDJだった(?)時の経験が活かされているといえます。
アメリカ人夫婦の得体の知れないものに打たれた恐怖。日本の女子高生が傷を隠し、大胆さでごまかそうとする。彼女が愛を訴えるほどに、メキシコ人の乳母が預かっている子供への愛情を伝えるほどに、疑念が深まるのだから一度貼られたレッテルって怖いよね。
それにしても『言葉が通じない・・・』というコピーの出来が非常にいい。この映画を端的に表現していますよね。人々はそれぞれに助けを求めて、自分の心の傷を埋めてくれる人を探そうとしている...。そして、心の叫びが大きな叫びに変わる。
さて、観終わって誰もが思うのが、凛子ちゃんが書いたあのメモには何が書いてあったのか? ということではないでしょうか。監督がインタビューでDVDが出たら分かると言っていますが、全文が見えるシーンは、チラッとも無かったように思うので、静止画面でのチェックは無理では? それとも、メモの内容が分かるような特典映像でも付くのかな? 凛子ちゃん自身が考え書いたそうで、監督も全く同意した内容だったようですが、気になります。
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「連鎖」というアウラを持った監督 2007/12/31
「アモーレス・ぺロス」「21g」と過去2作に愕かされてきたが、やはりこの作品も物語が
「連鎖」していく快作だった。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトウ監督は、アウラを
持った監督である。心して見ないと感情移入できない。「何かをしながら」見る映画ではない。
さて物語りだが、この「バベル」の塔とは銃なのだろうか?人間の発明した銃のもたらす愚か
さに神が怒り、コミュニケーションを経つ言語が生まれたというのだろうか?モロッコ編では
そのことを感じるが、そこに連鎖するメキシコ編と日本編ではさらに悲しみを増幅させる。
メキシコ編の乳母は、悪人で無いだけに愚かで哀れだ。乳母の甥は一体どうなったのか?それ
は描かれておらず観客の想像の連鎖を余計掻き立てる。日本編の聾唖の女子高生の悲しみは、
とてつもなく深い。若い警官に渡した手紙に何が書かれていたのか?想像の連鎖は尽きない。
話題の菊地凛子は「トーリ」では魅力を微塵も感じなかったが、この作品では「孤独」という
難しい演技にチャレンジしている。監督、脚本、配役パートナー等々が質を高める例だろう。
痛々しく目を背けたくなるが、日本代表選手として素直に拍手を送りたい。
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う~~ん。。。 2007/11/2
エンターテイメントに定義があるか?
などと低レベルな事をおっしゃってる人がいますが、
そんなのどうでもいいじゃんって思います。
要は見た人がどう思うか!じゃないですか?
そんないちいちエンターテイメントがどうの、
作り方がどうのなんて考えて作ったり、見たりしてて
楽しいのでしょうか?
一番なのは、その作品を見て、見た人が面白かった!
これはエンターテイメントだ!って思ったらそれで
良いのでは?
いちいち自分の考えを押し付けるのは止めましょう!!
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今ひとつ 2007/11/24
パルプフィクションやマグノリアみたい。猟銃が日本とアメリカ・メキシコを結んでいるだけ
で、たいした繋がりではない。 日本人がアカデミー助演女優賞ノミネートという事で注目し
て見たが、菊池凛子が裸になるところが日本人として誇れない。バスを狙って撃ってしまった
父兄弟と警察のやり合いの箇所は背景も含めかなり評価できる。他は今ひとつだっ
た。
アメリカ人とメキシコ人は国境を境に同じ大陸で隣どうしなので、身近な問題が浮き彫りにさ
れ、他人事としては見てられないだろうが、そこへ日本が関連してくるのは何か意味があるだ
ろうか。あっても、あっそうというぐらいである。少し自己満足的な映画と思う。期待しすぎ
たかな。ブラットピットも年をとったなぁ。