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ウディ・アレンにしては手堅い1本 2008/1/18
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前作「マッチポイント」でヒッチコックタッチの本格サスペンスに挑戦して、みごと傑作をものにしたウディ・アレン監督が、前作に続いてスカーレット・ヨハンソンと組み、今度はお得意のコメディテイストの犯罪サスペンス。
本作ではウディ・アレン自身も出演し、三流奇術師役でスカーレット・ヨハンソンとコミカルな掛け合いを演じています。前作が本格サスペンスだったので、ちょっとゆるい感じなんですが、そこがネライでもあるのでしょう。
ツッコミのスカーレットとボケのウディ、その掛け合いがハマっている。自然な流れがあり、適度にウディがアドリブ演技を混ぜているのかな。
もう一方の主役であるヒュー・ジャックマンは、泥臭くてワイルドなイメージが強いですが、二枚目のセレブで殺人容疑者役もスマートに演じていました。
ミステリー部分も、結構きちんと作ってましたが、音楽の使い方から演出まで全体的にやたらと明るくて軽いので、殺人事件の真相なんて忘れてしまいそうになったりもした。
しかし、笑わせて一休みしたところで、また推理で新たな進展があったりと、本当に飽きない展開。上映時間も95分と短くまとめているのもいい。
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少女探偵スカーレット 2008/2/12
前作“マッチポイント”でスカーレット・ヨハンセンという最高の素材に出会ったウッディ・アレンが、今回は彼女を前面に押し出し、しかも共演まで果たしてしまいました。 しかしこの二人のコンビぶりはなかなか息が合っていて、なによりアレンが10歳くらい若返って見えるのがうれしいところです。 だからスカーレットが若くてハンサムなボーイフレンドと親密になっていくのをアレンが妨害しようとしたり、ラストで彼女の元へ車を爆走させていく場面など、むしろアレン本人の感情がにじみ出ているような気がしておかしいのです。
脚本もユーモア、オチ共に富んでいて、本当に楽しく仕上がった佳作だと思います。 しかしなんといってもこの作品のこぼれるような艶っぽさはスカーレットに負うところが多いでしょう。 ひょんなことからタロットカード連続殺人事件犯人のめぼしをつけたジャーナリスト志望の彼女が自力で事件を解決しようと大活躍。 くるくる変わる表情やダサいメガネに矯正中の歯やあの独特のかすれ声-まさに昔懐かしい少女探偵もののノリです。 まあ体を使ってインフォメーションをゲットするなどちょっとルール違反のような気もしますが、スカーレットの場合、妙に納得せざるを得ない色っぽさを体全体から発散させているのだからグウの音も出ません。 自然の美の前に人間の倫理やルールなど意味なし-なのでした。
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買いです。 2008/2/19
「マッチポイント」に続くロンドンでの二作目です。ウディ・アレンお得意のサスペンス・ムービーですが、前作ほど作り込んではいなくて、ウディ・アレンにしては直球勝負の印象の残る作品です。ただし、それは作品の出来云々とは無関係で、今作も見る側に心地よい集中力を強く求めてくる、ウディらしさ満点の佳作であると言えます。