1
脇役でも嬉しいナスターシャ・キンスキー 2007/9/19
・・
小学生からのナスターシャ・キンスキーファンの私はナスターシャを求めて普通なら見ないような「どってことないアメリカ映画」の世界まで足を踏み入れたりするのですが、これもその一本。子育てかヤク中か泥沼離婚かでしばらく姿を消していたナスターシャ・キンスキーが久しぶりに姿を見せてくれた映画です。内容は上のシノプシス通り、アメリカ産のハートウォーミングコメディです。
この中のナスターシャ・キンスキーは幾つでしょう?三十代半ばかな?いやいや、大変にお美しい。昔の男二人を操って家出息子を探索させる女の役なのですが、遥か昔に切れた女であっても、「彼女の為なら」とついつい男が動いてしまうような女性、という役どころにナスターシャは合っていると思います。しかしナスターシャの旦那が旦那に見えず、息子が息子に見えない、という不思議な感覚が付きまとい、「やはりこの人はアメリカ映画には合わないなー」と実感しましたね。女優として「居場所」を見つけられなかった人かな。父親のクラウス・キンスキーは狂人のくせに「ドイツの名優」として本国で死後も名声を高めているのに。娘の方はこのままB級アメリカ映画の世界に埋もれるのだろうか…。この映画自体はB級ではありませんし、それなりに楽しみましたが、ナスターシャファンには一抹の悲しさもありました。以上、ナスターシャ・ファン向けのレビューでございました。