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毛色の違う作品 2003/8/23
「男はつらいよ」シリーズでは、一風変わった作品である。この後のシリーズで後藤久美子や吉岡秀隆が登場する以前においては、「男はつらいよ」はメインが寅さん(渥美清)であり、彼以外ではで脇役としては十分にその存在をアピールする人物はいるもののヒロイン以外ではいつもメインは寅さんであった。そんな中でこの作品は当時若者に人気のあった長渕剛を起用し、ヒロインに志保美悦子と、これもまたなかなかに異色の配役を起用した。その結果寅さんは冒頭とラストを除くそのほとんどでサブに周り、2人を立てている珍しい作品と言えるのではないでしょうか?
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長渕剛が浮いています・・・・ 2006/1/24
寅さんがマドンナである美保(志穂美悦子)の世話役となり、就職や恋愛を見守る物語です。シリーズ後半から寅さんは満男(吉岡秀隆)の恋の世話を焼き始めますが、本作品はその伏線となっています。情に熱い寅さんの世話好きはシリーズ前半からも顕著に表れてはいますが、本作品においては満男がアケミ(タコ社長の娘)に恋の相談をしたり、女の子を連れて歩いたりなど、満男の成長ぶりがおもしろおかしく描かれてもいるのです。
源ちゃん(佐藤我次郎)と寅さんの掛け合いも又見事!二人で葛飾区役所へ訪れる場面では、入り口に置いてあるアンケートBOXの投函口に向かって「あー」と声を出してみたり(「あなたの声をお聞かせ下さい」とBOXに書かれている)、寅さん、源ちゃん、近藤さん(笹野高史)のやり取りも最高です。近藤さん役の笹野高史氏は本作品の冒頭でも車掌役として登場するのですが、やはりチップ(区役所では菓子折り)を渡されそうになり逃げてしまいます。こういう喜劇の演出も本当に上手。
寅さんが婚姻届けの保証人欄に自分の名前を記入している時の心情をさくらの潤んだ瞳が物語り、あーやっぱり寅さんは恋をしていたんだなと切なくなります。
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志穂美悦子と長淵剛の結婚のきっかけとなった作品 2006/9/16
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寅さんシリーズの初期の作品でしばしば登場した旅芸人の娘、小百合が志穂美悦子になって再登場したのにはびっくりしました。実生活では、この共演がきっかけで彼女は長淵剛と結婚し、芸能界を引退してしまいましたが、この作品の中での二人の相性は決してピッタリとは言えず、ちょっと意外でした。でも、葛飾区役所のシーンなどは爆笑もので、このシリーズの名脇役、笹野高史の代表作ではないでしょうか?