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趣味の良いホラー映画としては外せない一本。 2008/1/14
大好きな作品。
海辺の小さな町、難破船、蘇る亡霊たち、ひなびた教会、広大な砂浜、抜けるような青空に浮かぶ雲と地上を横切るその影、灯台、そして霧。
何と「クラシック」なホラーなんざましょ。
しかーし、それがパロディになることなく結実しているのが本作なのだ。
特筆すべきはやはり時間的・空間的な広がりを持たせた上でちゃんとサスペンスを生んでいる点。
最近のホラーのほとんどが空間的に閉ざされた空間(森の中とかお屋敷の中とか)で限られた時間(一晩だとか)に設定することで緊迫感を出していくのに対して、
本作の場合、舞台はアントニオ・ベイという町全体。
時間も町の建設100周年記念の一昼夜ということで広がりがあります。
この広がりを描きながらも緊張感をとぎらせない手腕はやはり非凡。
呪われた霧が町を襲い、怪異を引き起こす様を俯瞰する視点(町はずれの灯台)から描くことでスケールが生れていますが、
主人公をFMラジオのDJにすることによって同時並行で脅威にさらされて行く登場人物たちの動きを放送を通じて自然とクライマックスに向けて収束させるアイデアの巧みさ。
おかげで低予算のホラー映画でありながらもきちんと作品世界が成立していて、結果的にいつまでも魅力を失わない原動力となっております。
ホラー映画にしては美しい風景描写が随所に盛り込まれている点もユニークです。
実際、この作品ほど海辺の雰囲気が上手く出ている映画も本当に珍しいと思います。他に思い当たるとすれば「JAWS」と「思い出の夏」くらいかな。
いわゆるホラー映画の殺伐さの薄い作品ですが「趣味のいい」ホラーとしては「必見」。
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鬼才ジョン・カーペンター大好き! 2008/1/22
鬼才ジョン・カーペンターの作品には独特の雰囲気がある。
僕はこの作品を観たことがないので、ただいま予約注文した。
「光る眼」でみせた「ゴシックホラー」を、この作品でも展開してくれることを強く期待している。
鬼才ジョン・カーペンターのホラーは高級だと思う。
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これを見たら眠れなくなる・ 2008/3/23
本作のリメイク版(2005年)を見てがっかりしたが、これはジョン・カーペンター監督のオリジナル作品(1980年)。リメイク版の比ではない。怖さが全然違う。リメイクでは亡霊がCGだが、オリジナルは役者さんの演技だ。亡霊の恐怖感が比べ物にならない。ラストもリメイクではラブストーリーになっているが、オリジナルでは亡霊の復讐で終わっている。とにかく、この作品は夜、寝る前には見ない方がいい。眠れなくなる恐れがあるので。