思っていることを周りの人々に思念で伝えてしまい、しかも自分ではそれに気付かないという特異能力の持ち主「サトラレ」。しかし例外なく高いIQを持つ彼らを、国家は保護している。そしてここにも1人、「症例7号」と呼ばれるサトラレがいる。外科医を志した彼を保護するためにやってきた女性自衛官が目の当たりにする出来事とは…。 『踊る大捜査線THE MOVIE』『スペーストラベラーズ』の成功で日本の娯楽映画の第一人者となった本広克行監督が佐藤マコトのマンガを原作として今回挑んだのは「泣きのエンターテイメント」。絶妙の演出で笑いを誘いながらも、感動的なラストへときっちりもっていく。
『バトル・ロワイアル』とは打って変わって、どこにでもいそうな(その実あんまりいない)主人公を演じる安藤政信や、軽妙さとシリアスさのバランスがすばらしい鈴木京香の健闘あってこその映画だが、サトラレである主人公を静かに受け入れる先輩医師役の寺尾聡、そして後半で重要な役割を果たす祖母役の八千草薫もまた忘れられない存在感を放つ。 この作品の本当の主人公はサトラレその人ではなく、「サトラレを受け入れる人々」に他ならない。人が自分と違う他人をありのままに受け入れる、当たり前のようで困難なその命題がラストで果たされたとき、気持ちのよい涙をその目にあふれさせる観客も多いことだろう。(安川正吾)
『踊る大捜査線THE MOVIE』の本広克之監督が、人に考えていることを読まれてしまう天才=“サトラレ”である青年の数奇な運命を描く感動作。“サトラレ”である健一のもとに、国家プロジェクトの命を受けた“特脳保全委員会”の洋子が派遣されてきた。
1
SFな設定の人情話 2005/10/14
周囲に思考が丸聞こえになってしまうという悲劇的な病(ただし
本人は気付いていないので悲壮感はない)を持つ主人公。
彼にその事実を気付かせまいと必死になる周囲の人々のドタバタが話のメイン。
周囲の人々は国家としての決め事により主人公の能力に気付かないフリをしているものの、
いつのまにか本当に主人公を慈しむ気持ちから気付かないフリをしていく。
笑わされつつも人が人を思う気持ちに最後は泣かされてしまいます。
・踊る~・・スペトラ・は正直今イチだったけどこれはよかったなぁ~。
2
笑ってそのあと、大泣きしてしまうかも 2001/10/19
最初は笑って後半はただ涙、涙。見終わった後で、日本映画界もこれだけスケールの大きな作品をつくれるようになったかと、楽しくなりました。
コミカルな設定の中で、人間の純粋さを”丸裸”にしたらどうなるか、という壮大なシミュレーションを試みたとも言えるけれども、いろんな人の”おもいやり”の心があふれた、すばらしい作品です。劇場ではじめて見た時には、嗚咽を堪えるくらいに泣いてしまいました。
人を信じたい、信じるってすばらしい、って本当にそう思いました。大泣きの二重丸です。
3
泣いてしまった・・・ 2002/12/4
・・
映画で泣くなんて、すごく久しぶりだった。
サトラレ自身は大真面目なところが更に笑いも誘うけれど、
最後はほろりときて、いい映画を見たなあと思った。
監督が「踊る大走査線」や「スペ★トラ」の本広克行。
大活劇向きな方かと思ったら、コミックの原作をこんな形で作れる人だったんですね。 安藤政信君ものほほんとした役が上手いなあ。
4
泣いちゃいました・・・ 2003/8/12
そんなに期待してなかったんですが、泣いてしまいました。
前半、大方の予想通り思念波(サトラレの考え)を使った笑い。
少し、矛盾を感じるような所もありますが、まあまあの出だし。 後半、おばあちゃんとのからみになってからは前半のコメディチックな
空気はどこへやら一気に感動へと流れていきます。
優しい感動でついつい泣いてしまいました。 誰かが死んだり、いじめられたりといった無理な泣きの映画ではない
ところがよかったです。 CGの稚拙なところや、祭りのシーンなどの話の強引さ、設定自体に
少し無理があるような気がするところなど、数え上げればきりがない
ぐらいの弱点はいっぱいあると思いますが、それにも負けないぐらいの 作り手の情熱が伝わってきて、結果見終ってとても気分がよかったです。
5
なかなか 2003/3/17
良かったです!!!何回見ても泣けます。
安藤君の演技と思念波はグッときます。
DVDを持ってる人は必見☆<隠しコマンドあるの知ってましたか??
私は1年ぐらい前に買って最近わかりました。
是非探して見て下さい!
初日舞台挨拶などの映像が見れますよ~。
探すの苦労しました…。
6
キャストが皆、ハマってます 2004/6/15
・・
どこか間が抜けた天才を演じる安藤政信はもちろん、キャストの隅々まで
皆さん適役だと思います。特に鈴木京香は、改めてオリジナリティーの
あるいい女優さんだと実感しました。
前半はコミカルに展開するので、「サトラレ」という設定の細かい
不自然さは余り気になりません。主人公が天才といいつつも、朝が 苦手だったり好きな女の子には満足に告白できなかったりと、憎め
ないキャラクターなので、好感が持てます。澄んだ目も綺麗。 打って変わって後半はシリアスな展開となり、クライマックスでは
少々・泣かせ」の演出が過ぎるのでは?と何度か見るうち感じるよう
になりましたが、それでも主演2人の演技がいいので最後まで 見られます。鈴木京香が凛とした女性を演じていて、それがいい
引き締め役になっています。強くて、大らかな女性を自然に演じら
れる彼女はやっぱりいいなーと思いました。
ラストの桜はCGだとか。主題歌ともに儚げで美しくて、締めくくり
が印象的でした。一度は見ておいてよい娯楽作品です。
7
リアリズムの欠如 2004/6/18
主役に関しては明らかにミスキャストだと思う。
彼の未熟な演技と不自然な発声の仕方がいちいち気になって作品の世界に引き込まれない。脚本を工夫すれば少しはマシになったかも。
自分の意思が言葉を介さなくても他人に伝わってしまうサトラレ
残念ながら、この映画が発するメッセージは僕には伝わって来なかった。
8
まわりの世界 2005/7/4
サトラレという症例を持つ天才が、多くの人に守られているマンガの原作の、いろいろなエピソードをヒトツにまとめた映画ですが、主演の安藤政信の一見普通「そう」なキャラがいいです。彼には妙な目の力があるので、普通でありながらどこか「違う」をいう役をやらせるとやはり素晴らしいと個人的に思っています。
ま、それはいいとして。
サトラレである才能をいかすために、サトラレであることを完全に隠す、という設定、これでなんだかもう勝った! という気もします。
が、それを受け入れさせる設定や受け入れるための状況というのがウマイです。コメディは特に細部をきちんをやらないと笑えないので、その「細かさ」もいい。
最初は笑って見ていられるのですが、サトラレであるがゆえに恋も仕事も激しく制限されているということに気がついたとき、そういう彼をいかに受け入れるか、ということをちょっと考えてしまいます。
「相手を知る」ことがコミニュケーションだとしたら、サトラレである彼は最初から、多くの人と一方的にですが、コミニュケーションを取っているだけですよね。監視官だった周辺の人たちが、だんだんサトラレである健一に情がわく、というのもなんだかよくわかるなぁ、と思いました。
わんわん泣く、というよりはふっと泣く、という映画ですね。
とにかく母親役の八千草薫が秀逸。
鈴木京香にもこんなキュートな役が出来るのかと、公開当時驚いたことを思い出します。
9
邦画で泣いたのは久しぶり。 2004/8/7
普段洋画しか観ない私が珍しく邦画を鑑賞。
本当に笑いました!
笑えるのは人事だからだけど、主人公の回想、演技が面白い。
そして面白いだけではなく、考えさせてくれ、また、スゴク感動させてくれる作品。
最後のシーンは本当に涙で画面が見えませんでした;;
邦画嫌いな人も、是非是非見るべき[名作]だと思います。
10
良かった!! 2005/2/28
良かった!!, 2005/2/28 お客様
久々にいい映画だと想いました。
なんかCGがあーだこーだ、ミスキャストだとか書いてる人いますが、その風にしか作品を見れない人はかわいそうだと想います。
この映画はそんなことを別に伝えたかったわけではないと想います。
最初はくだらないと想いつつ見てたものの、後半は前半とのギャップにやられました。
このDVDなら買ってもいいかも。