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じんわり染みるドラマです。 2003/10/29
今時珍しい賄い付きの下宿「ハピネス三茶」を舞台に、
そこに下宿する人々の人間模様を描いたドラマ。
主人公の小林聡美は30代半ばで、親と同居する信金勤めの
独身OLだったが、同僚の小泉今日子の3億円横領事件をきっかけに
自分の生き方にふと疑問を持ち、手始めにたまたま目にした「下宿人 募集」のチラシを頼りに「ハピネス三茶」に住み始める。 下宿人、オーナーはみな一癖ある女性ばかり、関わる人々も
一風変わった人が多いが、共通点は何かしら「欠落感」を抱えて
生きているということ。自分の意思で選ぶ人生、亡くなった姉
恋人、生き別れた母、平凡な日常・・・。しかし、全く物語に暗さは なく、全体的にコメディータッチではあるけれど、「笑わせよう」と
いう笑いではなく、そこはかとなく「可笑しい」。そして、相手への
さりげない気遣いにあふれた登場人物のやり取りは、一話終わる
ごとに温かいもので心を満たしてくれる。 小林聡美、ともさかりえのさりげない演技、タフな小泉今日子、 「教授」にぴったりの浅丘ルリ子、そして、登場するだけで可笑しい
白石加代子(小林聡美の母)と、もたいまさこ(近所のバーのオー
ナー)をぜひ見てください。ともさかりえ、市川実日子のファッショ
ンもとても可愛いです。
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すいかフォーエバー! 2005/8/30
TV放映時、そしてDVDBOX・・・
こんなに何度も見返したドラマは、俺史上初めてです。
ウケる。なごむ。元気が出る。ハッとさせられ、うーむと考えさせられる。
涙腺をぷるぷるとゆるめられ、そしてまたウケる。
なんのメリハリもない人生を送ってきた33歳独身・信用金庫勤めの
OL基子(小林聡美)のひと夏を通じて、平凡に見える日常の奥深さ、
人生の面白さに迫っていくのがこのドラマです。
その視点は、したたかで、ユーモラスで、痛快。
観る者の目線を、ありふれた日常のかけがえのない瞬間へと向けさせ、
一方で物や数字・他者との比較に牛耳られた現代の価値観に対して
きっぱりとNOを突きつけます。
全エピソードが面白いんだけど、特に好きなのは最終話。
信用金庫から3億円を横領し逃走を続ける、基子の同僚であり親友の
馬場万里子(小泉今日子)が基子と再会するシーン。
ふたりが交わすひとつひとつの台詞が奇跡のように機能して、
生きることの原点に迫っていく、この一連のシークェンスはすごい。
俺を何度も泣かせます。
昨日も明日も同じに見える毎日。平凡な俺たちの平凡な生活。
このドラマが描いてるのは、その「平凡な人生をただ生きていく」ことの
偉大さなんだと思います。とにかく面白いです。ぜひ一度見てみて下さい。
3
評価出来ないです 2003/12/25
放送中は毎回観る毎に惹かれるドラマでした。
役者も脚本も素晴らしく、匂いがこちらまで伝わってくるようで。
この作品に関しては「評価」というものが出来ないのです。
いくら説明しても、「観ないと面白さがわからない作品」だと思うので。
腰をどっかり据えて、 じっくりじっくり何度も何度も観ればその都度惹かれていくドラマであると思います。
なので、本当にこうしてDVDとして発売されたことが本当によかった。 するめイカのように味わってほしいです。
4
夏になると・・ 2005/9/12
放送されてたときは、キャスティング的に
すっごく見たいドラマであったにも関わらず、
土曜日だったこともあってほとんど見れずに終わってしまったので、
DVDが出てホントに良かったです!
去年の夏もいっぱい見て、今年の夏もいっぱい見ました。
泣けるんだけど、決して悲しい涙ではなく、切ない涙であったり、
温かい涙であったり、とにかく胸がいっぱいになる作品です。
ほのぼのとした中にも、白石加代子やもたいまさこといった超個性派の
方々の演技が笑えます。
ほんとうに存在するんじゃないかと錯覚してしまいそうな
『ハピネス三茶』や『泥舟』はすごくステキな空間で、
あの世界に入りたいな~と思いました。 秋になって来年の夏まで封印しますが、2006年の夏に
またいっぱい見ることでしょう。
5
祝!DVD化 2003/10/22
性格も境遇も違う5人の女性たちが、ある下宿での生活を通して自分を見つめ直し、それぞれが少しずつ成長していく姿をユーモラスに描いている作品です。小林聡美さんの演技は流石だと思いますし、「LOVERS’ KISS」でも素晴らしい演技を見せていた市川実日子さんもいい味をだしていました。ただ、小泉今日子さんの出番が少なかったのはストーリー上仕方がないのでしょうが少々残念です。でも、とても面白い物語ですので、視聴率はふるわなかったみたいですが、是非DVDでご覧になっていただきたいドラマです。
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とにかく見て損無し! 2003/10/30
このドラマを見るとこのまま時間が永遠に変わらずに
ずっと登場人物達を見守りたくなります。
すごく日常のドラマなのに、何故か遠くのお話しのような
それでいて人生の大切な何かをじんわりと感じさせてくれる・・・
最近あまり見られなくなった雰囲気を持っているドラマです。 「夏の終わり」がずっと続いてほしいという感覚に、 押井守監督の「ビューティフル・ドリーマー」を思い出しました。
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愛って大切 日常って大切 2003/11/8
TV放映中は大好きでずっと見てました。
働く独身女性って、どこかのおバカな元総理が言うほど、
自分勝手に自由を謳歌しているわけじゃないんです。
そういう偏見への答えを、声高にではなく、しっとりと描いてくれたな、
って爽快なドラマでした。 横領事件を起こして逃げ回る馬場ちゃんは非日常すぎる存在だったけれど、 ときどき捨て去った日常を恋しがっていて、ハピネス三茶のみんなは
日常を本当に大切にしていて…
「ハピネス」=幸福が日常という身近にあることを、
改めて教えてくれた作品です。
自殺未遂した学生の両親への教授の言葉も、さりげなくしみました。
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周りの誰に訊いても答が同じだった 2004/2/14
「あ知ってる、○○ちゃんも見てるって」「知ってる知ってる!面白いよね」・・・要はその答ばかりで。
レビュアーの方々全員が五つ星をつけてらっしゃる、それが証左。 目覚ましいほど良い事のある人生じゃなくても、出会える人の数はごく限られてるとしても、いま持ってるものと触れあってる人とを毎日、油断せず見逃さず大切に思うだけで、時に泣けるほど優しい気持ちになれるんだってことを、言葉を介さず心にじかに教えてもらった気がする。私ってこんなにささくれてる、って、気付いてなお嫌な気分になるんじゃなくて、むしろ、もうちょっと自分を許しつつ認めつつこのささくれ治していこうと思わせてくれる作品、です。
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よし、料理をしよう! 2004/6/2
食べ終わり台所に重ねられた
ハピネス三茶の下宿人たちの食器に残された
梅干しの種を見て、「ふつうに暮らす」ことの尊さに気づく。
ドラマの中で馬場ちゃん(キョンキョン)が気づくのと同時に自分も気づきます。
何度見ても気づくことができます。
教授(浅丘ルリコ)の教えはいつも深く胸に染み込みます。 ゆかちゃん(市川実日子)の元気レシピがやる気にさせてくれます。
絆さん(ともさかりえ)と早川基子(小林聡美)の不器用な友情の芽生えが
素直な気持ちにさせてくれます。 ドラマのDVDを自分が買うなんて思わなかったけど、買って良かった。
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特典映像はBOXのみ収録です!! 2004/4/18
ドラマに限った話ではありませんが芸術作品には、口当たりが良いものと、噛めば噛む程味が出るものとがあります。ものの好みは十人十色、全ての人に受け入れられるものなどこの世には存在しませんが、この「すいか」は先程の分類では後者にあたる、いわば「玄人受け」するドラマではないかと思います。一度見ただけでは「えっ、何これ」とちょっと戸惑う方が多いかと思います。事実オンエア中は視聴率が取れず業界的には「失敗作」ととられてしまったとも言われています。ところがそうは問屋が卸しません。「なんだ、こりゃ」と言っていた人達は幸いです。どうにも気になって仕方がないのです。時間が経てば経つ程教授のあの一言、基子さんのささやかな生き様、絆さんの苦悩、等々が頭の中を駆け巡り、確認しなくては気が済まなくなってしまいます。それで繰返し見ているうちにすいかの本当の世界が少しづつ解ってきます。第一話の教授のセリフ「居て良し」は全ストーリーを通して一番の名セリフと思います。ぜひあなたのその目、その耳で感じ取ってください。心あるドラマだと自信を持っておすすめします。